EYへの転職は後悔する?キャリア採用の最新情報、EY転職のメリットや対策を解説
EYストラテジー・アンド・コンサルティングは、世界的に知られる世界4大会計事務所(BIG4)の一員として、めざましい成長を続ける外資系コンサルティングファームです。2024年度の業務収入は512憶米ドル、現地通貨ベースで3.9%増加しています。世界150以上の国や地域に約40万人以上のメンバーを有し、日本国内だけでも11,774名が活躍しており、現在もなお採用数が増加傾向にあります。
この記事では、EYへの転職を検討している方に向けて、EYのキャリア採用に関する最新情報やキャリアパス、転職のメリットや注意点、対策などを詳しく解説します。
EYでのキャリア形成に関心がある方や、コンサル転職を成功させるためのポイントを知りたい方に最適な情報をお届けします。
目次
1. EYへの転職は難しい?採用基準と選考ポイント

EYの採用数は増加傾向にあり、中途採用も積極的に行っています。キャリア採用の条件としては、コンサルタントとしての実務経験をはじめ、さまざまなスキルが求められるため、転職の難易度は高いと考えられます。
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[/myasp_nonmember][myasp_ismember]ただし職種によってはコンサルタントの経験がなくても転職が可能です。転職の難易度は決して低くはありませんが、将来的な成長を見込んで採用する場合もあるからです。
また、年収の高さに相応して入社後に要求されるレベルも高いため、転職後に後悔したという声もあります。
即戦力が求められるEYへの転職にはそういった厳しい面がある点も理解しておく必要があります。
▼EYへの転職難易度についてはこの記事もご参照下さい。
「EYストラテジー・アンド・コンサルティング(EYSC)の中途採用の難易度を解説」
2. 2025年最新EYキャリア採用情報
2025年現在、EYは多岐に渡る職種、業界でのコンサルタントを募集しています。EYがキャリア採用で募集している職種をご紹介します。
2-1. キャリア採用職種
現在、キャリア採用として次の9つの職種やセクションでの人材を募集しています。
- セクター(自動車、エネルギーなど特定の業界ごとの支援)
- 金融サービス(リスクコンサルタント/戦略立案・経営統合・事業再生支援/ビジネスコンサルタントなど)
- ストラテジー・アンド・トランスフォーメーション(戦略コンサルタント/マーケティングコンサルタント/財務・経理コンサルタントなど)
- M&A(インフラストラクチャーアドバイザリー/M&Aアドバイザリーなど)
- テクノロジー(データサイエンスコンサルタント/IT Strategyコンサルタント/デジタルエンジニア職など)
- ピープル(組織・人事コンサルタント)
- リスクマネジメント(内部統制・内部監査コンサルタント/グローバル経営リスクマネジメントなど)
- その他(Enegyユニット担当/G&Iユニット担当など)
- CBS(EY社内の管理・支援)
2-2.応募条件と必要なスキル
EYでは多くの職種でマネージャークラスの人材を募集しており、マネージャー職ではコンサルティング企業の経験者を求めています。
現在、EYのキャリア採用では各職種で以下のような条件が求められることが多いです。
- コンサルでのシニアマネージャー/マネージャークラスの経験者
- コンサル経験および各業界の深い知見
- 英語力は必須ではないが、英語を活かしたい人を歓迎
例えば、「金融ITリスクコンサルタント(銀行/保険/証券)」の職種では、金融機関のITリスク領域におけるコンサルティングやシステム監査などの経験が必須で、シニアマネージャー経験5年以上、マネージャー経験3年以上も必須条件になっています。
金融機関でのシステム導入や開発プロジェクトのマネジメント経験や、情報セキュリティの経験なども求められます。
ただし、マネージャークラスではなくシニアコンサルタント、コンサルタントの募集では、コンサルティングファームでの経験がなくても、金融機関のシステム導入や運用、プロジェクトマネジメント経験や情報関連セキュリティ関連業務の経験があれば応募可能です。
現在、金融機関向けのコンサルティングを強化しており、この分野のシニアコンサルタントやマネージャークラスの人材を積極的に採用しています。
その他、金融機関向けの戦略立案、金融ビジネスコンサルタントも募集中です。金融機関向け戦略立案コンサルタントの場合は、コンサル経験がなくても金融機関での業務経験があれば応募可能。金融セクターへの深い知見がある場合は特に優遇されるようです。
▼EYの金融機関向けコンサルタントをはじめとする、BIG4への転職のご相談については、AiSheの転職支援サービスをご活用ください。
3. EYに転職するメリット

次にEYで働く魅力や転職するメリット、社風についてご紹介します。
3-1. 希望するプロジェクトを選べる
EYは転職者にとって魅力的な環境が整っている人気企業です。
社員がやりたいことに挑戦する機会を与えてくれる環境が整っていることもその理由の一つです。
一般的に、コンサル会社では、経歴をもとに配属が決まる傾向にありますが、EYでは希望するプロジェクトのジャンルを選べるからです。
今後のキャリアもふまえて次にどのようなプロジェクトに挑戦するのが良いか、カウンセラー制度を活用して相談できることもキャリアを積む上で大きなメリットでしょう。
3-2. 穏やかで風通しの良い社風
コンサル業界は体育会系で、トップダウンで意思決定がなされることが多いと言われています。そのような中で、EYはほかのコンサル会社と比べても風通しが良い企業として人気があります。
EYの企業文化として、自主性、自立性を重んじ、社内の組織間の壁が低い企業風土があるからです。
また、比較的穏やかな人が多く、社員間のコミュニケーションを取りやすいとも言われています。そのため対人関係でのストレスが少なく、業務に集中できる点もEYで働く魅力と言えるでしょう。
3-3. 多様性を尊重する企業文化
EYはDE&I(ダイバーシティ、エクイティ&インクルーシブネス)を取り入れてています。これは、同じチームのメンバーの個性やワークスタイルを大切にすることが、チーム全体が発揮できるパフォーマンスを最大化できるという考え方です。
また、意思決定のポジションに就く女性割合の向上や、ジェンダー・ギャップの解消に取り組んでおり、幅広いメンバーの相互理解促進に努めています。社員の多様性を尊重する点もEYの企業風土の一つです。
4. EY転職後に後悔する可能性
EY転職後に後悔するような場合、次のような理由があるかもしれません。
4-1. 研修だけでなく自ら学ぶ姿勢が求められる
EYをはじめとしたコンサル会社では、社員一人ひとりが成長できるように入社時研修や定期研修などさまざまな研修プログラムを用意しています。
しかし、中途転職で経験が浅い場合や、非常に難しいプロジェクトに配属された場合などは、業務をこなすために研修だけでは十分でないと感じる場合もあるかもしれません。
EYに限らず、コンサル業界ではある程度、独学で知識を身につけるスタンスが求められます。社内での研修だけでは質的、量的に不足と感じるのであれば、積極的に自ら学ぶ姿勢を持つことが大切です。
4-2. 即戦力として活躍できるまでに時間がかかる
コンサル業界では、転職してすぐに活躍することは難しいと言われています。
EYを含む世界4大コンサルティングファーム(BIG4)などのコンサル会社では、プロジェクトごとにチームが編成され、プロジェクトが変わるとチームメンバーも入れ替わり、クライアントや業務の内容もそれによって変化します。そのため、そのような状況に適応していく力が求められるからです。
しかし、一方で短期間での多くの学びを得られ、大きく成長できるチャンスが豊富であるとも言えます。
4-3. 優秀な人材が多いためプレッシャーを感じやすい
入社してみると周囲に優秀な人材が多いため、プレッシャーを感じることもあるかもしれません。
EYに限らず、成長力のある企業には優れた人材が集まっています。
特にEYでは毎年のようにカリフォルニア州立大学、オックスフォード大学、東京大学、慶應義塾大学、早稲田大学など、世界の一流大学から新卒を採用しており、新卒でも優れた学力と能力を持っていることが多いのです。
また、中途入社社員も優秀なメンバーが多く、そのような環境で人と比べてしまうこともあるかもしれません。
しかし、周囲の社員が優秀なほど学びのチャンスは多いはずです。自分に足りないものを知り、スキルを身につけられる場としては魅力的です。
一般的にコンサルタントは周囲の刺激を受けながら切磋琢磨し、成長に傾注できる人に向いている職業と言えるでしょう。
4-5. プロジェクトによっては激務になることも
EYをはじめとしたコンサル会社では業務量が多いプロジェクトに配属されたことで、入社を後悔する人もいるようです。
配属先のチームや担当するプロジェクトによって業務内容や作業量、納期などが異なるため、プロジェクトによっては多忙を極めることもあります。深夜残業や休日出勤が発生し、ワークライフバランスが一時的に整わないこともあります。
有給の取りやすさもさまざまですが、プロジェクトの合間には比較的時間の余裕があることが多いようです。
4-6. 年収が高いため、転職の選択肢が狭まる
EYの平均年収は約900万円と高額であることで入社後に後悔したという意外な意見もあります。次の転職を考える際にEYの年収の基準が高いことで転職先の選択肢が減ってしまうからです。
ぜいたくな悩みではありますが、年収が高いのはコンサルではありがちなことです。
特にEYは世界4大コンサルティングファームの1つであり、デロイトトーマツ、PwC、KPMGと同じく高い給与水準を誇っています。
また成果を出した分だけ給料アップや職位アップすることもできます。EYからの転職時には、同じ給与水準の転職先を見つけるのは難しいと感じる人が多いでしょう。
5.EYでのキャリアパス|昇進・スキルアップの流れ
EY入社後にどのようにキャリアを積んでいけるのか、気になる方も多いかもしれません。EY入社後のキャリアパスやスキルアップするための研修制度や、ワークライフバランスのとりやすさについてご紹介します。
5-1. EYでのキャリアパス
EYではグローバルに活躍するリーダーへと成長するためのステップが用意されています。専任のカウンセラーが在籍しており、キャリアパスについて相談しながらステップアップしていける点も特徴です。
一般的なキャリアパスは次のとおりです。
- コンサルタント(3~4年程度)
- シニアコンサルタント(3年程度)
- マネージャー(4年程度)
- シニアマネージャー/ディレクター(4~6年程度)
- パートナー
コンサルタントとして入社後、3~4年程度かけて一人で一つのテーマを任せられるところまで専門性を高めていきます。
また、入社後1年経過後には、他の領域にチャレンジできる制度もあります。
シニアコンサルタントに昇格後は、チーム運営を任せられるスキルを身につけ、マネージャーにステップアップ。シニアマネージャー、ディレクターになるまでには4年ほどマネージャー経験を積む必要があります。
5-2. 充実した研修制度
EYではキャリアパスに応じて豊富な研修プログラムが用意されています。
入社後には、ロジカルシンキングなどのベーシックスキルを身につけるための入社後研修を受講。バディ制度やカウンセラー制度もあり、中途入社者をバックアップしています。
所属チームでの業務開始後も、管理職向け、非管理職向けに研修を実施。所属チームでの研修により仕事の幅を広げるスキルアップが可能です。
グローバル研修やローカル研修などのe-learningの活用や集合研修、リーダーたちによる勉強会なども行われており、実践的なノウハウを学べます。
5-3. EYのワークライフバランスは?働き方の実態
充実した研修制度に加えて、ワークライフバランスを叶える働き方の多様性もEYで働く魅力の一つです。フレックスタイムやリモートワークを活用しており、「EYフレリモ」(EY Flex & Remote)と呼ばれるフレキシブルな働き方を推進しています。
<EYフレリモ>
- 全国各地でのリモート業務の推進
- リモートワークでのコミュニケーションのガイドライン設定
- リモートでも受講できる研修プログラムの実施
- 妊活休暇やボランティア休暇、育児・介護・看護休暇の拡大
その他、東京オフィスではメンバーが自由に場所を選択して働けるアクティビティベース型のワーキングスペースも完備されるなど、社員それぞれの自由な働き方が尊重されています。
EYでは、このような多様性を重視する環境や制度により、子どもを持つ女性も無理のない働き方で仕事を続けられるようバックアップしています。
EYをはじめとしたコンサルBIG4での女性のキャリアのご相談はこちらへ
6. EY転職成功のための注意点と対策
それでは次に、EYへの転職を成功させるための注意点や対策についても解説します。
6-1. EYが求める人物像を理解する
転職時は、EYの求める人物像を知ることと、めざしているキャリアや、自身のスキル・経験とマッチしているかどうかを考慮することが大切です。
EYの採用では、社会経験や実績はもちろん、コンサルティングで求められる能力を短期間で身につけられるかどうかも重視されます。
また、将来の成長を見込んで採用されるケースもあります。コンサルティングに必要な能力は一般企業で身につけるのが難しい部分があるからです。
チームや部署、国境を越えて連携する機会も多いため、多様な分野に柔軟に対応できるかどうか、コミュニケーション力の高さも重要なポイントです。
6-2 EYに向いているか確認する

転職に当たって自身がEYでの仕事に向いているかどうかを確認することも大切です。
EYで活躍できる人は以下のような特徴があると考えられます。
- 忙しくても成長できる環境で働きたい
- 論理的に問題を分析し、解決に導くのが得意
- 対話力でクライアントと信頼関係を築くことができる
- 国境を越えてやり取りできるコミュニケーション能力がある
- 苦境に負けない粘り強さとプロ意識がある
コンサル業界は、プロジェクトや時期によっては激務となることがあります。しかし、その分、知識やスキルを身につけるチャンスも多く、意欲的に成長したい人には向いている環境です。
また、クライアントからの信頼を得るのが上手な人、外国語が堪能な人も有利です。忙しさに負けない体力や、粘り強さなども大切な要素となるでしょう。
7. まとめ|EY転職で成功するためのポイント
EYストラテジー・アンド・コンサルティングの採用最新情報や働く魅力、転職にあたって注意したい点などをご紹介しました。
EYは、高い成長率と魅力的な年収を叶えることができる、転職希望に人気の企業です。
転職後のミスマッチを避けるために、今回ご紹介したようなEYの求める人物像や特徴を理解し、自身のスキルや経験と照らし合わせてマッチしているかどうかを確認することをおすすめします。
EYに応募する際は、ケース面接の対策も必須です。EYのキャリア採用の面接対策については以下の記事もご参照ください。
「EYストラテジー・アンド・コンサルティング|中途選考の面接対策」
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